放課後等デイサービスで、マシュマロトースト作りが行われました。子どもたちは、エプロン姿でわいわい準備を始めます。テーブルの上には、食パン、マシュマロ、バター、そして様々なトッピングが綺麗に並べられています。

まずは、丁寧に食パンにバターを塗るところから。小さな手や少し不器用な手つきも、真剣そのもの。焦げ付かないように、慎重に作業を進める子もいれば、大胆に広げていく子もいて、それぞれに個性が出ています。

次に、マシュマロを乗せます。ぷっくりとした白いマシュマロが、こんがりと焼けた食パンの上で、まるで小さな宝石のように輝いています。マシュマロの量も、子どもたちによって様々。山盛りに乗せる子、控えめに乗せる子、色々なアレンジが見られます。

そして、いよいよオーブントースターへ。 順番にトーストを差し込み、焼き上がりを待ちます。 トースターから漂ってくる甘い香りは、子どもたちの期待感をさらに高めます。 時折、中を覗き込んで「まだかな?」と声を掛ける子も。

焼きあがったマシュマロトーストは、とろーりと溶けたマシュマロが食欲をそそります。 チョコレートソース、ストロベリージャム、カラフルなシュガーなど、それぞれの好みに合わせたトッピングで華やかに飾り付け。

いよいよ実食タイム。 「美味しい!」「ふわふわ!」と歓声があがります。 友達と作り方を教え合ったり、自分の作品を自慢したり、笑顔と会話が絶えません。 中には、自分では作れなかったけれど、友達が作ってくれたマシュマロトーストを一緒に食べる姿も見られました。

食事の後には、テーブルや調理器具の片付けも、みんなで協力して行います。 今日の活動を通して、子どもたちは、料理を作る楽しさ、友達と協力することの大切さ、そして出来上がったものをみんなで分かち合う喜びを体験しました。 それぞれの笑顔が、充実感と達成感に満ち溢れていました。 次回は何を作ろうか、と話し合う声も聞こえてきて、放課後等デイサービスは、温かい笑顔と活気に満ちた空間となっていました。