「継続は力なり」という言葉は、まさにけん玉人生そのものだ。

子供の頃、初めてけん玉を手にした時の興奮は忘れられない。

あの小さな木製の玩具に、無限の可能性を感じた。

「大皿に乗せる」「中皿に乗せる」「とめけん」…

一つずつクリアしていく達成感は、子供ながらに大きな喜びだった。

しかし、すぐに壁にぶつかった。

「裏けん」だ。

何度やっても、玉が皿に落ちない。

何度も何度も練習した。

時には、投げ出してしまいたくなるほど、悔しくて、歯がゆくて。

それでも、諦めずに練習を続けた。

そして、ついに成功した時の喜びは、何にも代えがたいものだった。

「裏けん」を成功させたことで、さらに難しい技に挑戦する意欲が湧いてきた。

「剣先」「風車」「飛行機」…

一つずつクリアしていくごとに、自分の成長を実感した。

けん玉は、単なる遊びではなかった。

それは、自分自身と向き合う、修行のようなものだった。

成功すれば喜び、失敗すれば反省し、そしてまた練習を重ねる。

その繰り返しの中で、私は成長してきた。

もちろん、挫折も経験した。

新しい技に挑戦しても、なかなか成功しない。

練習しても、なかなか上達しない。

そんな時、心が折れそうになることもあった。

しかし、そんな時こそ、初心を忘れずに、コツコツと練習を続けることが大切だと気づいた。

「継続は力なり」という言葉は、単なる格言ではなく、私のけん玉人生そのものだった。

そして、それは、人生のあらゆる場面で、通用する言葉だと確信している。