
「笑ってる=安心してる」じゃないこともあるんですよ。
ASD(自閉スペクトラム症)のある方って、
気持ちと表情が一致しにくいことがあるんです。
緊張してるとき、不安なとき、怒られてる場面でも、思わず笑ってしまうことがあるんですよね。
これって、本人の中では「防衛反応」だったり、
感情の表し方がわからなかったり、
ときには強い刺激や頭の中のイメージに反応して笑っていることもあるんです。
だから、「笑ってる=ふざけてる」って決めつけてしまうと、
本人はもっと不安になって、状況が悪化することもあります。
大事なのは、その笑顔の奥を見ようとすること。
「不安だったかも」「どうしていいかわからなかったのかな?」
って、想像するだけで対応は変わると思うんですよ。
僕は支援って、専門知識だけじゃなくて、
想像力とゆとりもすごく大事やと思ってます。
この笑顔、もしかしたらサインかもしれない
そう思える支援者がひとりでも増えたら、きっと現場はもっと安心できる場所になるんじゃないかな。
そう気づけると、支援の質が変わるんですよね。
※あくびする時って、音の聞こえ方が変わったり、涙目になったり、聞こえ方見え方が変わる変化を楽しんでたり、別の声掛けを待ってる可能性、何かしらの感情の変化、真剣な話の最中前回眠たくなったから等、確かに可能性は色々ありますね!