
「学校は指示が多くてしんどい…」
不登校になった児童が、ある日ポツリとこぼした言葉。
保育所等訪問支援で、授業に付き添ってみて、私も正直びっくりしました。
一つ一つのルールは悪くないけど…
とにかく“細かい指示”のオンパレード。
・運動場で立ち上がるとき、お尻を払ってはいけません
・給食の食器は音を立てずに片付けます
・教科書は先生の合図まで開かない
・机の上には鉛筆1本だけ出しておく
ADHD傾向で不注意がある児童にとっては、
「次は何?」「え、今の聞き逃した…」って、常に頭がフル回転。
気を抜いたらすぐ“指示違反”で
大きな声で名指しで指摘される。
そりゃあ、毎日がしんどくなるよね。
児童の「しんどい」の裏側には、ちゃんと理由がある。
まずはそこを一緒に見てあげたいなと思いました。