昨日もやってなかったね
この前もこぼしたでしょ
また片づけてない
いつも出しっ放し
この間も遅れたよね
さっき言ったでしょ
前にも教えたよね
何回も同じこと言われてるよね
このように過去を持ち出して叱っていると、叱るほうもいろいろ思い出してよけいイライラしてきます
言われたほうも、過去のあれこれをほじくり返されることで非常に不愉快になります
なぜなら、忘れていた自分のダメさ加減に直面させられて、自分でも嫌になるからです
その大きなストレスでよけい反発したくなります
ですから、過去を持ち出して叱るのはやめましょう
それよりも、いま現在の問題を冷静にしっかり見据えて、合理的に解決する方法や子どもをやる気にさせる言葉を工夫することに徹しましょう
言葉の工夫としては、例えば次のようにハードルを下げてうながす言葉や前向きで気持ちのよい言葉がお勧めです
1問だけやってみよう
1分だけやってみよう
パパと一緒にやろう
ママと競争だ
2倍速で急ごう
何分でできるかな?
ちゃちゃっとやっちゃって、後はのんびりしよう