何かを達成しようとする時に、現在から行動を積み重ねて、未来の結果に結びつけると普通は考えます。しかし、絵に描いたように順調に行きはしませんから、途中で落ち込んだり、挫折して諦めてしまうかも知れません。
それは未来が見えないから、本当に達成できるのか不安になってしまうのでしょう。

成功者はターミネーターのように、未来からやって来ます。すでに達成している未来から、その根拠作りに過去である今にタイムスリップして来たんだと思うのです。すでに達成しているのですから、上手く行かない時も不安になりません。何と言っても、未来から来ているのですから。(笑)

「○○になる!」のではなく、未来に向けて「○○にもどる!」のです。
不確定ではなく、確定しているのですから、こんなに強い事はないですね。

水戸黄門を観ていると、必ず悪者が悪事を遂行してしまいそうになります。黄門様御一行のピンチです。ドキドキしながら観てはいても、そろそろ黄門様の「この紋所が目に入らぬか」で、一件落着になるのは知っています。だから、悪者が勝ってしまったらどうしようと不安になる事はありません。「大丈夫!そろそろ、紋所が出る頃だから」と、それはいつなのかとワクワク待つ事が出来ます。
上手く行く結果を知っていれば、ピンチの時こそクライマックスなのです。

映画《ターミネーター》は、起きてしまった核戦争を止める為にターミネーターが過去に送り込まれ、最悪のシナリオを阻止しようとします。
映画《バック・トゥ・ザ・フューチャー》は、タイムマシンのデロリアンに乗って、未来を変えるために過去に未来にタイムスリップを何度も繰り返すという、3部作の1980年代の超ヒット作品です。

現実は、映画のようにタイムスリップはもちろん出来ませんが、少し未来に思いを馳せて、夢を実現している自分を決め、今の自分に戻ってみるのです。だから、これから○○になるのではなく、本来の未来の自分に戻るのです。
タイムスリップして来てますが、その途中のプロセスは記憶喪失なので、その記憶をたどりながらのチャレンジです。未来の結果はわかっていますから、不安もなければブレることもないのです。

今から行動を積み重ねて、未来に向かおうとすると、見えない未来に不安になり道に迷いそうです。

未来の結果を決めてから、未来の本来の自分に向かえば、道に迷わずたどり着く事が出来ます。

成功者は、ターミネーターのように未来からやってくるのです。