頑固という性分にも、良い頑固と悪い頑固があります。

頑固一徹などと言い、トコトン仕上がりにこだわりを持つ職人などは、良い意味での頑固です。

人の意見を聞き入れず、「俺は俺のやり方でやるんだ」的な事で、孤立していくのは悪い頑固ですね。

仕事でも、スポーツでも、趣味でもそうですが、悪い頑固の人は上手く行きません。アドバイスをしても、聞いてないというか、納得してないからその通りにやらない。その通りにやらないから、上手く行かないという悪循環ですね。

上手く行かせたかったら、まずは先輩達の声を素直に聞く事です。納得しなくていいんです。良くわからなくていいんです。まずは、素直にやってみるのです。

素直にやっている内に、次第に出来るようになっていくでしょう。基礎作りは、あくまでも基本通りが基本。基本が出来るようになってから、自分のスタイルを作り上げていくのです。その自分のスタイルを極めて行き、頑固一徹という良い意味の頑固になって行くのではないでしょうか。

また、全ての人が頑固一徹になる必要はありません。元々、職人的なこだわり方が好きな人もいれば、こだわらない人もいます。そのバランスによって、向いている仕事や役職なども違います。スポーツでいえば、どのポジションが向いているかはそれぞれの性格で違うものです。

なので、無理して頑固一徹を目指しても良い事はひとつもありません。

物事は、こだわる事で上手く行く事と、こだわりを捨てる事で上手く行く事がありますし、時期によっても、それは逆になる事さえあるのですから。

大切な事は、自然な立ち位置で、自分にはどんなやり方が向いているのかを知る事が大切かと思います。自分の個性にあった自然体こそ、最強なのです。
  
悪い頑固者は、周りの人達から孤立してしまいます。

素直な自然体が最強!

さて、

あなたはどちらの頑固ですか?!