■ 試し行動の主な種類
1. 反抗型(Noタイプ)
 わざと指示に逆らったり、ルールを破る。
 →例:「早く寝ようね」→「いやだ!」と叫んで走り回る。

2. 破壊型
 物を壊したり、わざと散らかしたりする。
 →例:親の見ている前でコップを落とすなど。

3. 挑発型(怒らせるタイプ)
 わざと大人を怒らせるような言動をする。
 →例:「バーカ」「どうせ俺なんか」と言って試す。

4. 無視・黙り型
 呼びかけに反応しない、黙り込むなどの受け身の行動。

5. 過剰な甘え・依存型
 年齢以上に甘えたり、過度にしがみついてくる。
 →例:離れると泣き続ける、常に抱っこを求める。

6. 自己否定型
 「どうせ私はダメ」「いらない子でしょ」と自己否定的な言葉を使う。
 →本心では「そんなことないよ」と否定してほしい。

7. 嘘や誇張型
 わざと大げさな嘘をついて、大人の反応を試す。
 →例:「今日ひとりで電車乗った」など、ありえない話をする。

8. 身体的な試し
 叩く、蹴るなど、身体的に相手の反応を引き出す行動。
 →例:わざと叩いて「叩いても離れない?」を試す。